2011年11月20日日曜日

フィンランドデザイン その3 iittala


今回は、「iittala」について。

日本で「イッタラ」と
カタカナ表記されることが多いですが、
正確な発音は「イーッタラ」となります。


iittalaは、スウェーデンのガラス吹き職人が
1881年に創業したガラスメーカーが
母体といわれています。




1917年、
Karhula(カルフラ)・ガラス工場に買収され、
当時の製品はKarhula-Iittalaの名前で販売されていました。

当時は主に、化学実験やランプオイルなどに用いるボトルを製造、
一部で家庭用商品も生産していたそうです。






その後、1920~1930年代に、家庭用品の生産が拡大。

1950年代、商標がiittalaとなり、
現在のロゴをティモ・サルパネヴァがデザイン。

戦後の時代は、デザイナーたちが自由に実用品やアート作品を製作、
数々の新しいガラス製作技術も考案されていきました。




1987年に、ガラスメーカー、
ヌータヤルヴィ社と合併。

2000年代には、
ARABIA、Rorstrandなどの陶磁器メーカー、
ハックマンなどのスチールウエアメーカーと
ブランド統合。

現在、
ガラス・陶磁器・カトラリー・調理器具等、
様々な家庭・キッチン用品を扱っています。



iittalaの製品の特徴のひとつである、製法。
それは、鉛を使用しないこと。

一般的にクリスタルガラスといわれるガラスは、制作の過程で、
透明度を上げる為に鉛を使用することがあります。
しかし、iittalaでは、人体や環境に有害とされる鉛を使用せずに、
透明度の高いガラスを作り上げています。

また、リサイクルも重視していて、
お店には割れたり使わなくなったりしたものの回収箱もあります。



代表的な製品を、デザイナーとともに紹介。

70年以上作られている、Aino Aalto。
Aino Aaltoによるデザイン。

 Alvar AaltoデザインのAalto vase。

Kaj FrankによるKartio(ヌータヤルヴィ社発祥)


 こちらもKaj FrankによるKilta。
                                                                                   (1981よりTeemaと改名、現在はARABIA社)




Oiva ToikkaのBIRDシリーズ(ヌータヤルヴィ社発祥)


ARABIA、marimekko同様、iittalaも、
フィンランドの自然をデザインの基礎にし、実用的かつ機能的なデザインを追求しています。

1 件のコメント:

  1. イーッタラは、鉛を使わないでガラスの透明感を出してるんだ!知らなかった!
    (そもそも、一般的に鉛を使う事すら知らなかった)

    ふむふむ。勉強になりますね。

    それにしても、細かく歴史を調べているねー。
    さすが。
    勉強になります☆

    さてさて、明日と明後日は連休なので、本日は仕事後鎌倉でピザよん♪嬉

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